出張

やすみじかん

今朝も大阪は晴天。8時少し前にホテルを出発。駐車料金が19,000円だと。宿泊割引でも2泊で6,000円。部屋代が2泊で2万円なのにな。

行き先は、西宮の関西学院大学聖和幼稚園。聖和大学という教育分野の単科大学が関西学院大学と合併した際に、名前の前半が変わりましたが、創立124年の幼稚園。園長は20年幼稚園教諭としてクラスを担任し、7年前から園長。とても理論的で合理的で、しかも愛情豊かな方でした。園庭は、かの横浜の川和保育園。30年で1,400本の木を植えたと聞きました。

今回の関西出張は来年から始まる(設置認可申請中ですので、正確には「始めようとしている」ですが)幼保連携型認定こども園和光の運営の細部をつめるにあたり、先進的な保育園、幼稚園から学ぶ事。神戸大学、関西学院大学、摂津市立と神戸市立の幼稚園の5カ所で現場みて、教諭・保育士の話を聞いて、園長の話を聞いて、園児の笑顔を見て、園庭を歩いて、たくさん考えました。

神戸大学、関西学院大学の幼稚園の園長から学んだ共通点、これはやまぼうし保育園の吉本園長とも同じ。「子どもは遊びから学ぶ」シンガポールの保育者も”children learn from free play”で共通。「ウチでは、曜日別の時間割に従って教えるなんてやってませんよ。そのうち、休み時間は何時何分から何分間、なんてバカな質問も出てくるんですよ。」は関学。「よく幼児教育ってなんですか?って聞かれます。幼児”教育”っていうからどうやって勉強させてるんだ、と勘違いする。幼稚園では保育しかやってませんよ。勉強なんてやってません。好奇心、興味、不思議がる気持ち、これを大切にして過ごせば、小学校に入ったら、学ぶ事が好きになるんですよ。」と関学。そうです、休み時間は教える人の関心事なわけです。

タップリ刺激をもらい、シンガポールの皆とお別れした後、ポートアイランド(地元ではポーアイという)のIKEAへ。埋橋教授からたっぷり指摘された「やわらかい」おもちゃを大量に仕入れ、保育室の整理棚を詰め込んで、350キロを一気に走りました。学ぶ事は、疲れない。楽しくてしょうがない気分です。いつまでもこの気持ちを持ち続ける、これ重要、本人次第。

IMG_6586 IMG_6646 IMG_6546 IMG_6583 IMG_6683 IMG_6682 IMG_6687
IMG_6712