園の日常

げんじつ

今日のお誕生会、園長は1Fの青組・黄色組、私は2Fの赤組で一緒にお祝いをしました。

赤組では、お友達が前で紹介される姿、青組・黄色組では、廣野・小西保育士による「ももたろう」の寸劇をあれこれ言いながら観劇する姿。背伸びしてのぞき込んだり、友達と大笑いする顔つきが、こどもらしく愛らしい。

方や、 先週発表された世界の「現代の奴隷」に関する報告書である「グローバル・スレイバリー・インデックス2014(GSI)」によると、非人道的な労働環境で奴隷のように働かされている人が現在も推定3580万人に上るとするものです。このレポートの中で、日本の順位は不名誉なことに所謂先進国の中で一番高い、22位。推定23万7千人が奴隷労働をしているとされています。奴隷の定義は、「借金による束縛」、「結婚の強要」、「子どもの売買」、「子どもからの搾取」、「人身売買」、「強制労働」などを含むのですが、23万人という数字は衝撃です。全国で所在不明の児童の数は、今年5月時点で2900人。転居先を突き止め、所在が確認できた児童も居ましたが、11月時点では141人が所在不明。

園児が保護者に愛されている姿、園で友達と仲良く遊ぶ姿、ブロックや絵本に集中して遊び満足げな顔を見ていると、ついこのような数字や報道を忘れがちです。しかし、現実。児童福祉事業の役割は深いと思います。

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