出張

じょうほうしゅうしゅう

予定より15分早く羽田空港に到着。

途中、富士山が見えて厳かな気分になる。日本人だと感じる機会、と先週陛下をお見かけしてから続いているようです。山に手を合わせるというのは自然に手を合わせると同じこと。自然あっての毎日の生活です。

明日の全国私立保育園連盟の月例会議前に、学研が主催するITCセミナーに参加しました。2020年にはタブレット端末が一人に一台、公立学校で配布され使われます。17年 に実験導入が始まり、18年から配布開始、20年に完結する国の事業。

大学入試改革は「思考力、判断力、表現力」の三分野を中心として選考する方式に変わり、現在の小学2年生が高校に入学する時から新しい指導要領を基にした授業が始まります。

大学入試改革の影響は、その前の世代に降りてきます。

幼保連携型認定こども園に移行し、園での教育・保育内容の形作りを模索しているのですが、大学入試改革対策という意味ではなく、その改革の奥にある、日本としてどんな人材を育て、国力を上げて行くのか、その表れが大学入試改革であり、その「種まき」は乳幼児の教育・保育からあるのではないか、と信じています。なので、川上である乳幼児の教育・保育のプロとして、その先にある大学入試改革とその理由を理解して、日頃の園での教育・保育にも改革を行ってゆくことは当然の義務です。

というわけで、ずいぶん先の話、学研がそれを見据えて行っている事業についてのセミナーでした。出版社、教育教材開発会社向けのセミナーでしたが、認定こども園経営者として参加は意味深かったです。うーんと考える材料をただきました。

帰りは神楽坂を通って九段まで。意図したわけではないのですが、富士見町を抜けるとそこは靖国神社。なんだか、先週から不思議な流れです。

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