クラス

ししん

黄色組のお誕生日を見ると、ほぼ半分の園児がお誕生日を迎えて3歳になっています。

「保育所保育指針」によると、おおむね3歳の発達段階では、「話し言葉の基礎ができて、盛んに質問するなどの知的興味や関心が高まる。自我がよりはっきりしてくるとともに、友達との関わりが多くなるが、実際には同じ遊びをそれぞれが楽しんでいる並行遊びであることが多い。」とある。よーく見ると、継ぎ足して大きくなったブロックで刀とかロケットなどを作り、その作ったものを介してお友達と遊ぶ様子が見られます。その組み立てブロックの部品を取り合ったり、貸してあげる姿が多くなります。青組になると、友達と共同で大きなタワーを作ったり、一つの目的に向かって、共同作業が始まるのですが、黄色組では道具を通して同じ遊びをすることが楽しい成長段階にあるのが分かります。発達には段階があり、踏み外したり飛び越えたりすることはないので、本に書いてある通り。でも、一人ひとりの段階が違うので、保育教諭は一人ひとりの発達段階とクラス全体の発達段階の両方をにらみながら、その時々にベストなおもちゃを提供したり、話しかけたりしています。

「保育所保育指針」、205円と安価なので一度手に取って読んでみてはいかがでしょうか?

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