出張

ねっとわーく

10時の第二便で羽田空港に向かう。 途中、学童クラブ和光に工作材料を届けましたが、予定通り40分前に小松に到着。

浜松町駅のコインロッカーに荷物を預け、新宿経由で東京郊外の稲城市の保育園に1時に到着。 3園を経営する法人で、教育カリキュラムと人材育成について意見交換し、多くのことを教えていただきました。新知事ではないですが、「できない理由を真っ先に探し出す」的な文化が園職員にあれば、その職員と長く接する子供達もその思考パターンがいいと思い真似る。これはとても不幸ですよね。「できることから、順番に。やり直しはOK。」です。

創作意欲を刺戟するクラスの環境整備、写真をたくさん撮らせていただきました。さらに、教材を購入した業者さんの連絡先も教えてもらいました。

次は、京王線、JR、地下鉄を乗り継いで、9月に訪問予定の保育園の事前場所確認。 お散歩に出かける園児と保育士さんを見かけました。高層ビルと高級アパートメント街に散歩に出かけるのですが、そのあたりは子供達。 嬉しそうに道路脇の花壇を眺めたり、石ころを拾ったりしながら、歩いて行きます。 子供達には「これでなきゃ」とおもうのは大人の思い込みで、子供達はどんな環境でも、新しいものを探し、珍しいものを見つけ、どんどん歩いて行く。 自然があるところは、自然を。なければないなりに、ちがう学びもあると思った次第。

3番目は東京大学。iPadをハサミの様に身近な道具として使い慣れ、使いこなす取り組みを園児も職員も和光でも始めていますが、今日はそんな仲間達との実践報告と意見交換、悩み相談。 東京大学の教授をアドバイザーにした理論的なアプローチ分析です。こちらも学ぶこと多い2時間でした。

あっという間の1日。ひまで退屈より、かなり良い。風通しの良い知的なネットワーク、大切にしたいものですし、仲間に入れて喜んでいます。情報は待っててもダメ、取りに行かなければ、はいつの時代もどんな業界でも同じです。

東京大学では(でも)、オープンキャンパスを開催中。たくさんの制服を着た高校生がキャンパスを歩いていました。教授にお聞きしたところ、東京出身者の割合が増えてきて、東京ローカルの大学になりつつあるので、全国から学生を集めるには、オープンキャンパスを行なわなけれいけないんですよ、との説明。「東大がですか」とお聞きすると「もちろんですよ」。 東大も変わって行かなければならないなら、どこもだな、自分たちも、と納得。

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