会議・勉強

うなる

6時起床。

簡単にシャワーを浴びて、6時15分ホテル駐車場を出発。 神戸郊外のホテルから 山陽自動車道で倉敷まで145キロほど。

第70回 日本保育学会。 午前は和光の「まなびのアトリエ」のアドバイザー、森先生、植村先生のシンポジュウムに参加。 大学の普通の大きさの教室が満席で立ち見席まで。レッジョ・エミリアのアプローチ関心が高い。静岡の保育園のここ8年のレッジョ・エミリア導入過程の振り返り、について現場のビデオをふんだんに使って、解説する、”うなる”シンポジュウム。  速記のメモから

「アトリエとは、表現と感情に価値を与える実験室であり、素材に命が吹き込まれる場所」

「アトリエとは、時間をかけて、より良い、自分がこうしたい、ということを見出せる場所」

これまでの手狭な保育室が、広くなったからといってこれまでやってきたことと同じことを、広くなった場所で行うこととは、違う。 簡単に言えばそんな意味です。

12時から、午後の国際シンポジウムの打ち合わせ。世界幼児教育機構の総裁、ソウルの梨花女子大学学長の朴博士のESDに関する発表、その発表に関連した発表が2件、その後に座談会、会場からの質疑応答。 あっという間の2時間半でした。

国内外の学会に出るメリット。これは何と言ってもネットワーキング。 休憩時間に会場を歩いていると、知り合いにであり、ご一緒の方とも知り合いになれる。 保育団体(全国私立保育園連盟、日本保育協会、日本保育士会=保育3団体)のセミナーは9割が保育園・こども園の先生。 学会は、8割が学者、2割が同業者。 その両方に出ると、ネットワークが広がり、質問したり、講演を聞かせてもらったり、アドバイスいただいたり。 事業会社だとライバル社からはなかなかいいヒントはもらえないですが、幼児教育保育の世界は、共有化が盛ん。 なので、出て行って、ネットワーク広げ、こまったとき、聴きたい時に連絡できる、相談できる相手をたくさん持つことが大切。資産ですね。

5時半にシンポジュウム終了。 岡山駅まで森先生、植村先生を送り、ガソリンを入れて、山陽自動車道の岡山インター到着が6時半。 園長車はナビがついていないので、グーグルに相談。 自宅まで、465キロ。 エンジンは軽快なうなり声。山陽自動車道、中国自動車道、敦賀若狭道、北陸自動車道経由で11時前には帰宅。 昨日は、法人の役員会。 あっという間の週末でありました。 走行距離は1000キロ超え、楽勝です。

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