園の日常

すな

石は、人類最古で最強の記憶媒体と言われていますね。

石が細かくなったのが、砂。 サラサラだと崩れ、すこし水分を与えると、砂同士がくっつく。 この”案配”は経験によって身につくもの。 ま、パソコンでのシュミレーションとやりながら、土木工事などがなされるのでしょうけど。 砂の特性とそれぞれに合った遊びを経験するため、園庭真ん中の砂場は”サラサラ系”、ウッドデッキの砂場は”海砂”、築山の砂は”あぜ道の砂”と3種類を用意しています。

7年前の2011年に「和光第二保育園」として開園し、デッキの砂場に加え、2015年に園庭の真ん中に、大きめの砂場を作りました。 築山も、最初は建設の残土が積んであっただけですが、粘土質の砂を”叩いて張り付ける”作業の結果、いまの状態に。 ただ、大きな階段部分の砂が崩れて、木製の枠との間に隙間ができたために、今回はその改良工事も行いました。

工事でショベルカーやたくさんの職人さんが園庭に入ってきたので、園児は大いに好奇心をそそられたようで、作業を見つめていました。 お昼寝から覚めたら、工事は終わっていて、午後の自由遊びでは園庭遊びが解禁になり、さっそく”砂の大盛り”となった砂場で遊ぶ。 次のプロジェクトはアトリエ横園庭の菜園つくりです。 夏野菜からスタートする計画です。 お楽しみに。

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