クラス

わかってるって

今日は、8月のお誕生会。

園長は1Fの黄色+青組10名をお祝いし、私は2F赤組の3名の園児のお祝い会に出席しました。

保育参加でお誕生会に参加された方も多いと思いますが、一応、流れは「お名前を呼ばれて、はい!と返事して、前の席に」ー>「メダルと絵本」ー>「ハッピーバースデーを歌い」ー>「保育教諭からのお祝いのパネルシアターや寸劇」です。 そのあとは、ランチにカレーとフルーツたっぷりのヨーグルト、おやつにケーキ。 楽しみ満載の1日になるわけで、この流れは園児も覚えていて(というより、身に付いていて)、ロビーの「お誕生日ボード」を見ながら、黄色組さんだと、だれだれ言いながら写真を見たり、赤組さんだとお友達の写真を見つけています。 青組さんだと自分の誕生日が言えたり、しおんちゃんなどは、18日は17日(私の誕生日)の1日後だと、数の概念もしっかり身についていて私を驚かせてくれます。

驚いた、というよりとても嬉しかったのは、赤組のそらくん。 今回は2歳の誕生日をお祝いしてもらうことに。 保育教育が名前を呼ぶと、”はい”と元気良くこたえて手をまっすぐにあげて、前のお誕生席に。 あと二人の1歳のお誕生を迎えたお友達がお誕生席に着くまで、両手をしっかりお膝につけて待っていて、プレゼントをもらう時もニコニコしながら、ちゃんと私に挨拶できる。 プレゼントが終わり、みんなのところに戻る時も、背筋を伸ばして空いた場所を見つけて、さっと座る。 これには、保育教諭一同が拍手。 でも、そらくんは”わかってるって”の表情で”あたりまえのことやっただけ”と言っているようでした。オリンピックの選手が表彰台に上り、メダルを受け取り、笑顔でみんなからの祝福に応えて、表彰台からおりる、それくらいのしっかりと、スムースな流れでした。

和光の園児みんながこうできなければ、ということは全くないです。園児一人一人の育ちは大人の我々が一人一人違うように、それぞれです。何が優れ、何が劣る、ということより、自分の想い通りに行動した、という充実感がにじみ出ている。 ”だらし無い”、だけは和光らしくないとして園児の成長を見守りサポートしてゆきたいと思います。

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