発育

わかっとる

和光で「見守る保育」に取り組んで8年を迎えました。

難しいのは、本能でついつい先回りして助けの手助けをしてしまったり、わかりきったことを聞いたり、すこし大袈裟に(変な日本語ですが)、”すごい”と褒めたりしてしまうことです(ね)。 自分でやろうとしているのに、ついつい、人なら助けてしまいます。 本人が目で”ちょっとだけ助けて…”信号を発信していたら、それを見逃さずに、”絶妙に”援助すること、これが信頼関係を築いたり、自立を促すコツなのですが。

園庭で夕方ままごとをしていた、わかちゃん、ひなちゃんに「へー、すごいね。まるで、ママみたいな手つきだね」と声をかけると、「そんなこと、わかっとるよ」との返事。

お散歩に行く準備をしているりゅうくんに「おさんぽ、いいなー」と声をかけると「それはこどもだから、いいんだよ」との返事。

見守る声掛けも難しいと思います。

そして、今日は黄色組さんの「運動あそび」の初日。 先生の話を聞いて、真似てみて、そして体を動かして、新しい活動に取り組む仕草、自分の番を待つ次のグループの子たちが、その様子を見いる姿も、かわいい。 すやすや、お昼寝の赤組のみんな、これからいろんな経験が和光では待っています。