出張

あじわう

7時にロビーす集合し、電車で2時間ほどの場所にある「森の幼稚園」を訪問。

前々から、「森の幼稚園」については、ヨーロッパで30年ほど前から、スタートしていると話で聞いていたので、いちどいってみたいと思っていた矢先に、レッジョ・」アプローチの勉強会で一緒の延長から自分の園の研修に参加しませんか、とのお誘いに反応しました。 和光は野々市の住宅街に位置するので、流石に「森の中にあるこども園は成立しませんが、「和光園庭改造プロジェクト」のヒントを探しに来たわけです。

大地主さんの土地を借りて、私立の幼稚園。 8時から3時までが開園時間。 広い敷地の中に仕掛けられた遊びに夢中になり、遊びすることにより、環境は道具に慣れ親しんでいく、そんな姿を見ることができました。 全くの自由な保育なのですが、おやつの時間に自分たちでコネて、焼いたパンをいただくときは、食材の本来の個性を「あじわう」ために会話なし。 食べ終わった園児から片付けと遊びを続けに自分の遊び場に帰ってゆく姿、それは主体的で、目的意識(早く、遊びの続きをやりたい)が明らかです。 和光では、食事の時間は社交の場ですが、食材の美味しさを味わうには、騒がしく集中にかけるな、とお裾分けの手作りパンをかじりながら「甘いな」「ザラザラするけど、団子にならないな」思った次第です。 明日は、市内の幼稚園を見学予定。 さて、どんな発見があるか、楽しみです。

街中の点字ブロックは、黄色のゴム生ではなく、鉄でした。 これも、北欧(プラスチック減らす、自然の素材を大切にする)が掛け声ではなく、日頃の生活から当たり前になっているからだ、と気付きました。