出張

しや

今年の全米幼児教育者協会の総会は9000人が参加。

ナッシュビル中心街の巨大な会議場を貸し切っての大会。1センチくらいの厚さのガイドブックをもらって、自分の興味がある分科会に参加するのですが、開会式で会長が「今回は、自分が普段から関心が無い分野の分科会に積極的に参加して、自らの視野を広げ、日頃から園長の指示で、いろんな研修に参加されられている部下の気持ちになってください」って。 さすが、教育者。 ところで、こちらでは保育園・幼稚園の保育士は Educator(才能を引き出す人)であり、Teacher(教える人)とも、今日の分科会で解説されていました。藤森先生の解説と同じですね。

午前の2コマ目に「プラスチックと幼児教育」の分科会に参加。 20人ぐらいの参加者だったので、「園長で日本から参加している」と自己紹介したら「参加表彰をしてあげる」と言われ、アイスブレーカーとなりました。 和光では海洋ゴミを減らすことを目的に、ペットボトルでの飲み物提供を禁止したり、やプラスチックおもちゃを減らす努力をしていますが、講義の内容はアレルギーや発達障害とプラスチック使用量との関係、給食の食器、もちろんおもちゃ、シャワーカーテン、床のワックス、木製家具の圧縮材や塗料、いろんな場面で使われている有害物質の紹介と代替え材料についての紹介と参加者の情報交換でした。 和光でも見直すところは沢山あります。視野が広がりました。