週末

かぶき

歌舞伎は観た機会がこれまでない。

能は地元の文化でもあるし、小学校の学芸会で「太郎冠者」を演じたし、祖父が趣味としていたので身近に感じていたのですが、歌舞伎は機会があれば是非と興味が湧いてきました。 それも、歌舞伎がいろんな新しい演目、舞台装置、衣装、に取り組んでいるグローバルな伝統芸術であると思うから。 徳島県鳴門大塚国際美術館で行われた「NOBUNAGA」(織田信長は双子で吸血鬼に・・・」の様子をテレビで観て、「これはすごいな」と思った次第。

歌舞伎の語源をググると、「傾く(かぶく)」。 Wikipediaによると

「戦国時代の終わり頃から江戸時代の初頭にかけて京で流行した、派手な衣装や一風変わった異形を好んだり、常軌を逸脱した行動に走ることを指した語で、特にそうした者たちのことを「かぶき者」とも言った。

昔から同じ演目を延々と続けていたのでは、江戸時代から今日まで続いているわけがない。 伝統・家系を重んじながら、常に時代を見て進んでいますね。 また、歌舞伎は東銀座の「歌舞伎座」だけではなく、これまたググると地方の小都市でもたくさんの公演が開かれています。

「傾く」では、別の話題も。2019年に9件の保育園が「倒産」。 社会福祉法人は「倒産」しませんから、それ以外の経営母体の園が倒産した、ということです。 保育士不足は、法人であろうが、それ以外であろうが、同じ。 要は、「福祉」として園経営をするという基本がずれていたのだと思いました。 今後は、こども不足で「傾く」もあり得ます。 和光は「福祉」の視点を大切に経営を続けます。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200204-00010000-teikokudb-ind