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あいて

安倍首相の午後6時からの新型コロナウイルス感染拡大防止と大型の経済対策についての記者会見を観た。

目は充血していることが、プロンプターを読みながら、または記者への質問に答える場面で見て取れた。 官邸スタッフ、関係省庁の職員の方のご苦労も計り知れる。 前回の記者会見では、『政府だけでは封じ込めない、国民の皆さんと共に戦ってこうではありませんか」(という主旨)でしたが、今回は「全世界と」に広がり、経済政策でG7, G20との連携して世界経済の崩壊を防ぐ仕事がすでに進んでいることを示した。

身近な生活への影響を伝える報道は多い。 しかし、ネガティブ面を伝える場面も多い中、休眠工場のマスク製造機を再稼働したとか、感染リスクをコントロールしながら屋外での活動を推奨する報道も増えてきている。 脳の構造からどんなに喚き散らしていても、人間の怒りは10分しか持たない、と顧客対応の研修で学んだ。 人は、あまりにネガティブな情報を発信し続けたり(メディアですけど)、苦情や不満を言い続けても、ある時がくれば、受け入れて、「じゃ、どうする」という方向転換ができのではないか、と思う。 実際、ワイドショーの司会者が感染症の専門家に「あと、この感染拡大はいつまで続くのしょうか?」と問うた時に、「そうですね、短くてあと40日くらいですかね」と答えました。 正直なワイドショーの司会者は「えー、これあと40日も毎日(特集として取り上げて)やんなきゃいけないの?」と言っていたのが、そろそろ、政府を批判しても、誰のせいにしても、コロナウイルスの感染拡大には効果がない、とわかってきたからだと思いました。

つまり、怒る相手は、他国でも自国政府でも、自治体でも、病院でもなくて、新型コロナウイルス その者であるということだと思います。

そして、これはいろんなことに当てはまります。相手(データを元に問題の原因・本質)を見極め、対応する力は大切。 園児も、お友達とのトラブルを通して、何が問題か、その解決方法を学んでいると思います。 グラフ・写真は The New York Timesからの引用。