発育

にこにこ

娘から送られてくる孫の写真、動画を眺めるのが、私にとって何事にも代えられない至福の時間です。 多くのジジババが感じるのと同じです。

保護者の方、祖父母の皆さんも、愛らしい微笑む顔を見て、何度も見て、自分のほほも緩むことが毎日何回もあると思います。保育士も、子どもたちの笑顔に支えられての仕事です。

頬の筋肉の動きが人の笑顔を作り、その筋肉を動かす指令を出した脳には、実際に頬がほほ笑んだことを伝える信号が戻り、うれしくなったり、愛らしく感じたり、といったポジティブな脳の働きにつながると、脳の発達に関する資料を読んだことがあります。 言語(言葉)をまだ十分に操れない乳児は、自分の顔の表情で喜怒哀楽、要求、などのメッセージを送ります。大人だってそうです。人の表情を読めることが、社会で円滑に生活することを大いに役立っています。 大人の顔の表情を読んで、自分の気持ちをコントロールしたり、要求(してほしいこと)を伝えたえることに頼る乳児にとって、大人の表情が見えないことは、目隠しをしてゴルフをするくらい(もちろん、したことはないですが)難しい。 だから、衛生面で必要のない限り、特に乳児クラスではマスクによって顔の表情を乳児にとって分かりにくくすることは、ご法度です。 顔の表情で大切な口とほほの表情がマスクに隠れて見えないから。 歯医者さんに院外であっても、院長先生と気づかないことが多いのは、大人だって、人の顔みて相手を認識したり、機嫌を予測したりするから。

そんなわけで、ニコニコ顔の乳児さんの様子をみに赤組へ。