昨日の朝刊に免許・資格の話しが。
すごいな、と思ったのが本題は弁護士資格(需要によって合格者数が変動する)ことに関する記事なのですが、記事の入り口はすごくわかりやすい話題。美容師と理容師の2つの免許があり、美容師は、髭剃りがサービスメニューにある床屋さんでは働けない、という切り口から記事がスタート。なぜなら、美容師は髭剃りをしてはならず、床屋さんにいると「ついつい」髭剃りをしてしまうかもしれないから、という理由づけ。しかも、美容院はパーマに付随するカットをするのが前提なので、カットだけの男性客へのサービス提供はNGとのこと。以前、安倍首相が行きつけの美容院でカットしていることについて、記事になったことがあるので覚えている方も多きかも。http://matome.naver.jp/odai/2142544480840664101
これを読んで、保育士資格と幼稚園教諭免許のことを思い出した。認定こども園では、保育教諭は両方の資格が必要。今後5年以内であれば、たとえば保育士免許のみの保育教諭は8単位の取得で、幼稚園教諭免許が取得できる移行措置があります。ただし、これって美容院と理容院、美容師と理容師の免許と仕事の範囲を決めることと似てはしないか、と思った次第。幼稚園でも保育は行われており、保育園でも教育は行われている。認定こども園ではもちろん、両方行われている。エネルギーの使う場所が間違っているのではないか、と思ってしまう。肝心なのは、さっぱりかっこよくなる、きれいで美しくなること、それと、子どもが健やかに育ち、将来身に着ける能力の基礎を養うということだと思う。それぞれ、国として免許・資格の一本化を目指しているようで、これはいい流れ。
先週の記事(私は、夕飯を食べながら1時間ほどかけて新聞を読むのが日課です)で「いいね」と思って買った本、昨日の夜から読み始めました。岡崎久彦さんの「戦略的思考とはなにか」です。初版は私が社会人になった翌年の1983年なので、企業のグローバル化もようやく進み始めたころ、もちろんインターネットなどはなかったころに書かれた本です。その中で、日本人は昔からの伝統的なものに、今の考えを上塗りしてよりいいものにしてゆくのは得意だが、ゼロから新しいもの(たとえばFacebookかな)を作るのは得意ではない、という話。す。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/412100700X?psc=1&redirect=true&ref_=oh_aui_detailpage_o00_s00
今週末、石川県保育大会が野々市市で開催されます。会場はフォルテとエンジェル保育園。2年ほど前から準備をしており、今週ようやく開催となりました。お天気はよさそう。準備で、保育教諭は職員室でなにやら製作作業を進めていますが、ほぼ準備完了。日曜日にフォルテ周辺に県内から多くの保育関係者が集まります。
ところで、園児たちは資格も戦略思考も関係なく、今日も元気に遊び、いろんなことを経験しています。そして、お迎えの保護者を見つけて、うれしくて踊りだします。ダンスダンスです。これを観るのが一番楽しい時間です。
全国認定こども園協会の総会が新霞ヶ関ビルで開催され、スタートしたばかりの新制度、内閣府からエキスパートが出ての追加説明会などもあるので、出張します。土曜日の最終便で、日曜日の石川県保育大会までには帰ってきます。こんな笑顔は数日お預けですが、笑顔をもっと続けて見られるように、勉強してきます。