園の日常

つなぐ

東日本大震災、いまも続く九州の地震。

避難生活やボランティア活動、復興に向けての話を現地レポートで聞くと、日頃の人の繋がりの大切さをつくづく感じる。

30日(土)は旧園舎の事務室で仕事。学童クラブ和光の小学生9名が2階でワイワイやっていのを聴きながら。

時々様子を見に行きます。 土曜日の課題は「プロジェクト」。 ただ、まだ指導員も小学生たちも学童のルールや一日の流れがシックリつかめていないので(当たり前ですよね、始まって1ヶ月も経っていないので)、まずは「話を聞く」「相手を尊敬する」などの道徳からスタートです。 プロジェクトの入り口として、積木を使ってのドミノの製作を小学生たちの課題として午前中は取り組んでいます(午後も、続きをしましたが。結局)。 様子を見に行くと、

指導員「さ、みんなで誰が一番大きく早くできるか競争だ!」と掛け声。

ゆうきくん「競争より、みんなでつくったのをつなげて大きくしたいな」と返事。

”競争”より”つながり”を大切にする心。”和”の心は和光の価値観でもあり、和光の小学生たちが”つながり”を重んじてくれたことはうれしく思いました。

勿論、競争心も大切。競う仲間がいて、その中での自分の位置、自分のレベルが分かるし、上を見ることができる。下を助けてあげることもできる。

半面、つなぐだけでは、つなぐ力が育たない。

やはり、バランス。 競争は大切、つなぐ心をもつことは大切。