園の日常

きょりがちぢまる

6月1日から3日間、地元の布水中学から3名の職場体験が、赤、黄色、青の3クラスに一人づつ実習しています。

今朝、8:20に羽田発767-300がほぼ満席。9:20に小松着、10時過ぎに園到着。 すると、すでに昨日からの職場体験の中学生が配属先のクラスで園児とかかわっています。そうするうちに、中学の校長先生が様子を見に。 木曜なので、午前中はライアン先生との時間で、大声で英語の歌を歌っている最中で、もちろん中学生もみんなと一緒に歌っています。 保育参加のハルくん、マコちゃんのパパも一緒に。 その後に、赤組を案内。 乳児がワーッと校長先生をめがけて走り寄ってくる。 先生ってことが分かるのだろうか!と思うくらい。 そうなると悪い気持ちはしない校長先生は、園児とハイタッチ。

4時に3名と今日の振り返り。

「子どもから近寄ってきてくれてうれしい。 かわいかった」

「手をつないで、といわれてうれしかった」

子どもは、「このひとは良い人かな」を毎回確認し、「きょうもきてるし、信頼している先生とも仲がよさそうだから、大丈夫、いいひとみたいだ」とだんだん、距離を縮めてきます。

子どもは、”ねえねえ”と言葉で、あるいは表情で関わりを求めてきます。そのサインを見逃さずに反応すると、距離はますます縮まります。 そうすると、保育の仕事は楽しくなります。 子どもの信頼が得られないのは、こどものせいでは決してありません。大人の反応、大人のしぐさ、大人の表情、大人の行動です。 これは、小学生にも、中学生にも、あるいは大人にも言えることではないか、と思います。

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