6時半に園で横川・谷保育教諭を乗せて、小松空港へ。
7時過ぎに空港に到着し、一安心。 台風の影響はまだでしたが、上昇途中に一度大きく揺れ、いつもの名古屋ー八丈島経由ではなく、新潟ー北関東経由という、西からの台風を避けるルートで定刻に羽田に少し斜めになりながらの着地。
太子堂の保育園を立教女学院短大の森先生と4人で訪れました。 和光との共通点はいくつもありましたが、”へー”っと仰け反るくらいに驚いた発想・着眼点も多い園でした。ただ、そんなことより”一人一人のこどもとの対話が出発点”という基礎をしっかり実践されているところに感銘。 見学後の意見交換の途中、時計をみたら10時半にスタートした見学からすでに2時間半が経っていました。 先月訪問した稲城市の姉妹園同様、ポジティブなエネルギー満載の園を後に、今度は練馬区の保育園へ。
こちらは建築として唸るところ多い。 園児一人一人の日常を記録文書化・書類にしており、文書や掲示は「何々ちゃんは、今日はこんなことができました」と親向け(主に、喜んでもらうための)のメッセージではなく、一人一人の育ちを客観的に記録し、それから読み取れることを親と共有することに主眼が置かれており、記録する上での視点の違いに気付かされました。それが、まさに「成長の記録」なんだな、と誰のため、何のため、を履き違えないようにと思いました。 レッジョ・エミリアのアプローチを取り入れていく中で、和光での記録方法を修正してゆきます。
今回訪問した2園とも、地域に開かれた園を実践しており、ひとつは園の名前も「まちの保育園」。「まちのお医者さん」「まちの八百屋さん」「まちの・・・」と同じ、地域には欠かせない、地域の人たちと子どもたちを育ててゆく、工夫がいたるところにされていました。建物も、”行事”の運営方法も。この点も、大いに刺激を受けました。
台風接近で雨脚が早くなる中、移動中の地下鉄で横川・谷さんと簡単な振り返りをして、有楽町に到着。 私は、車を小松空港に置いてきたので、羽田に。二人は、東京駅に。羽田に向かう途中、田町で30分ほど、打ち合わせ。メールだけでは伝わらないこと、”たいわ”にはありますね。台風の影響で25分遅れ。欠航出なくて、結構でした(つまらん)。