インフルエンザ、感染性胃腸炎の流行シーズン前に、園舎の衛生部分と保育室に抗菌加工の工事を始めました。
今日は、2Fの工事なので、赤組の日曜保育は黄色組で。赤組さんたちも、新しい環境でニコニコ。北側のデッキに出たり、園庭に出たりで、なんだか楽しそうです。
昨日の富山での研修会でも、「保育の常識ってホント?」的な話を実践研究や藤森園長の話でありました。
やまむろ保育園ではお砂場道具を全部片付けた。そしたら、園児は手で、お山を作ったり、壊したり、手で穴を掘ったり、団子を作ったり。たくさんのお砂場道具をそろえて、それで遊ばせるだけでは「手」で砂の感触を味わったりすことが無くなるのではないか、との実践報告がありました。今週は、お砂場道具なし、来週はあり、など変化をつけているとのこと。なるほど。
藤森先生からは、乳児は毎日決まった保育士に抱かれることによって、安心し穏やかな園生活が送れるのではないか、も迷信です、という話。乳児は、一番信頼する大人(母親)が自分を手渡した相手(保育士)なら信頼を構築しようという気持ちが湧く。そして、最初は泣いたりするけど、母親が大丈夫!と信頼した大人なので、だんだん慣れてくる。そして、この大人が見ていれば、安心して他のお友達とも遊べるし、他の保育士に抱っこされても安心できるようになり、活動範囲が広がる。
赤組の園児が黄色組で元気に遊べるのは普段の保育士が見守ってくれているから。今日のお部屋の移動は、信頼関係を証明する、強くする、だったのだ、と昨日の研修を振り返りました。