富山さんはさすがだ!、と膝を叩く。
富山和彦さんの今朝の新聞のコラムのことです。
私は、東京の友達が「田舎ぐらし」とか言う単語を使うのを聞くことは大嫌いです。なにか、バカにした視線を感じるからです。自然と一緒に、自然のサイクル(日の出、日没)で早寝早起きすることが「田舎暮らし」で、時にそう思ってもしたくもないのに「田舎暮らしっていいね」とか言うのは正直ではないと思う。なので、富山さんのいつもながらの理論的な解説に大いに賛成。
子育て世代が無理なく子供を産んで育てるには「やりがい」「相応の賃金」「安定した雇用」「地域に誇りを持てる」が大切。そんな、仕事を創造することが大切でバラマキ的な延命救済策を続けても問題は解決しない、とコラム前半でズバリ。
金沢の人口は46万人。アメリカで比べると、マイアミは40万人。アトランタは42万人。3年住んだことのあるカリフォルニア州の州都のサクラメントも46万人。文化的環境や都市のダイナミクスがアメリカの地方に劣るのは、富山さんのいうところの4点セットがまだまだ伸びしろがある点とおもう。
新幹線に頼ることなく、4点セットを充実してゆくことが地方創生。経営者として2、3番は一義的な責任があり、住む人として1と4は胸を張って東京の友人に主張したい。