仕事では「ほうれんそう」「おうれんそう」が大切、と言われる。
「報告、連絡、相談」の頭文字(という日本語も変ですが)をとっての「ほうれんそう」ですが、園児もとにかく、思ったこと、見つけたこと、気づいたこと、不思議なこと、当たり前のこと、とにかく何でも報告し、聞いてもらい、満足し、また、報告してくれる。すこしひねくれた大人は、職場の決まりだから、上司におこなれるから、とかある意味ネガティブな動機での「ほうれんそう」なのですが、園児のそれは大変に純粋で奇想天外で面白く、こちらの想像力を試される。
指先のけが、おやつやランチのメニューを報告してくれるのは、黄色組さんたち。これは、毎年同じ。青組さんになると、ランチに誘いに来てくれるけど、それ以外のお部屋での様子や、遊びのことはちょっと仲間に入れてもらえないこともあったりして、寂しい気分。それぞれの育ちのステージに合わせて、ほうれんそう、は進化するわけだ。