園の日常

ゆうすずみ

いきなり暑くなり、体調もいやいやながらそれに合わせようとしているようなここ1週間です。

夕方になっても、日が沈んでも、涼しくて爽やかな風が吹かず、「え、夜になってもこのまま?」と少しガックリする。これまでだったら、夕方からは長袖の出番、という日もあるのに、とブツブツ心の中で言いながら家に帰り、窓を開け放ち、昼間の温まった空気を追い出す間もこれまで以上に長く感じられる。

しかし、子どもたちにはそんな風には感じないようで、エアコンの風から解放されて、デッキにゴザを敷いて、カブトムシ、クワガタと図鑑の絵を比べて、名前を確認。その時使った「虫眼鏡」で、今度は私の腕時計の針をのぞき込む。温度も湿度もエアコンの効いた園舎内より不快指数は高いけれども、園児にとっては心地よいみたい。夕涼み、ってこのことだな、と思う風景でした。子どもたちは、これからもこんな夕涼み会を続けていくと思います。

それから、今日は4年間園に勤務してくれた「おだせんせい」の最終日。県外への引っ越しに伴う退職です。あの元気な声が聞こえないか、と思うと寂しい。カフェテリアで自由遊びに没頭していた青組さんたちからも「元気でね~」とお別れの言葉がありました。卒園式とは違った、送り出しの日となりました。シクシク。

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