出張

ふつかめ

久々の再会で話が弾み、美味しいステーキとサラダをたらふく頂き、シャワーを浴びて熟睡。

8時にシャワーを浴びて、コーヒーをいただき、友人の仕事の話を聞いて、10時に奥さんが勤める小学校の見学。K-5 (K to five)と呼ばれる仕組みで、日本流には年長から小学校5年生まで。6年生からは中学(middle school)となります。自分の2人の子供たちもそうでした、と思い出した。

夏休み中なのすが、内装の工事の業者さんがいるからか、校長がいて、しばし立ち話。そのあと見学。全ての学年の教室、体育館、図書館、校長室、医務室、それから相談室や支援学級などを見学。教室は各担任が部屋のレイアウトを決めるので、ホワイトボードとパコソンのスクリーンが部屋の前と後ろにあり、その間は各担任の個性がでます。壁のポスターや教材の棚、本棚の前にはソファーがあって、休み時間の読書や友達と集まる場所として使われています。火曜の日経朝刊に日本の学校の教師の勤務時間が11時間から12時間、家に持ち帰る仕事も1時間から2時間が”平均”とありましたが、シカゴでも同じ状況。会議、資料、報告書、テストの採点、成績表の作成など、同じくらいの時間を使っていると、実感を込めて話してくれました。

午後の便で、世界幼児教育機構の年次総会とセミナーの行われているワシントンDCへ。後ろの席の小学生たちのはしゃぎっぷりは相当なもので、行儀の悪いこと。ま、1時間程度の我慢でしたが。地下鉄を乗り継いで、ホテルまで20分位、6時からの開会式はいろんな意味で、勉強になりました。アメリカ代表が「教育こそ格差を無くす最も有効な手段だ!」と。英語の「教育」は「個々の持つ力を引き出す」という意味で、日本語の「教える」ではないのですが、全ては教育から始まるんだ、と再確認しました。また、総会が国歌の斉唱から始まったり、午前中見学した各教室には必ず星条旗がある、など、これも全ての国民は平等である、と同じくらい自然に感じました。そして、アメリカに引き戻された感じを持ちました。大切なことです、当たり前のことです、とにかく。

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