安全保障関連法案、70周年談話、ここ2ヶ月ぐらいは大戦に関する報道が多く、その度に自分はどういう考えるか、と普段以上に関心をもって新聞を読んだりネットで検索したり、でした。
正午10分前から始まった全国戦没者追悼式の中継を観て、正午に黙祷を捧げ、陛下のお言葉をお聞きするに、平和であることの尊さを感じます。
普段はテレビには映されないような映像(つまり、死傷者の方々)、かなり生々しく現実的で、怖く、悲しい。戦争体験者の方々のお話、政治的な意図はなく、純粋なお話は、それも辛く、怖く、悲しく聴いた。そして、戦争が終わった、ときに感じた率直な感想、これも体験者ならでは。美輪明宏さんは長崎で被爆され、そのときの様子を語ったあと、戦争が終わったときに、「ああ、これで以前の日本の素晴らしい文化・芸術・暮らしを存分に楽しむことができるんだ」、と思われたと話しました。また、映像の所々に復興に向けて後片付けをする人、その後の高度成長期の日本の様子が映されており、その延長線上にいまの自分の生活があるんだ、と実感。そして、世代を超えて平和で環境に優しい持続可能な成長を続けていくことが大切。そのためには、視野の広い、心の広い、愛情あふれた人々が欠かせず、幼児教育の役割を再確認する1日でした。みなさんにとってはどんな8月15日となりましたか?