11月10日は母の命日。
5年が経ちました。まったく、早いもんだ。御供えの大きなりんご、みかん、ビスケットを持って園長の自室のお仏壇に供えお経をあげてもらいながらも、当日の様子を思い浮かべました。いろんなことが大きく変わりましたが、概ね平和でほどほど豊かで随分幸せな気分であることは、母のおかげだとおもいます。
1時から、来年度の入園申し込みの現状報告会を市役所で。今年は、500人以上という、これまで最多の0−1歳児の申し込みがあり、第一希望園の定員を超えるケースがあり、一人一人について、市役所が用意した保育の必要性を指数化したデータをもとに機械的に優先順位付けし、それに各園が持っているアナログなデータを掛け合わせて、最終的な入園先を話し合いました。和光でも自然体の需要を受け入れ、最大限に子供の利益にかなう方策を尽くすことで市全体の方針をバックアップすることにします。
続いて4時半から、粟市長、絹川健康福祉部部長、北子育て支援課課長と来年度の教育・保育に対する意見交換。市内の11の私立保育園・こども園の園長名で市長に提出した要望書に沿って、私が内容の説明を行い、その後各園長が補足の要望を出す順序で1時間強の話し合い。(1)園児に対する支援、(2)保育士・保育教諭に対する支援、(3)保護者に対する支援の3本柱で現場の問題を説明。白山市、金沢市の制度との比較を現物(和光の保護者の方からお借りした白山市、金沢市の資料)を市長に手に取ってもらいながら、いつの間にか近隣の市と大きく遅れをとっていることを認識してもらいました。経済誌の「住みやすい街全国ランキング」の上位であることの理由がこれまで保育現場で子育てを支えてきた実績に基づくものであり、またここ2年間順位を落としているのは、行政として保護者、現場を支えていないことによるものである、と指摘しました。
6時から、市庁舎併設レストランで市長、部長、課長を交えての懇親会。大笑いしながら、親睦を深めました。来年度に向けていいスタートが切れた午後でした。
明日の午後は小学校の参観と個別打ち合わせです。