会議・勉強

さーくるかつどう

和光の「QCサークル活動」が始まりました。

製造業の経験のある方は、「QCサークル」はなじみのある言葉だと思います。戦後復興を支えた日本の産業界で製品の品質を上げ、一定化するには「品質管理=Quality Control」を各産業で導入することが必要とされました。品質管理を全社的に体系的に推進した会社にはデミング賞が与えられ、日本の最初の受賞は戦後10年にも満たない時代、1954年のNTN(ベアリング会社)、2番目が1960年に日産自動車受賞しています。私が日産自動車に入社したのはそれから22年後ですから、工場勤務の最初に一年間はQCサークルで仕事を覚え、仲間を増やしたような日々でした。いまでも、そのころの学びが仕事のスタイルに残っているし、その価値はいまでも高いと思います。

10月は外部の方から2回、園の評価を頂く機会に恵まれました。一つは、保環現場の環境を第三者的に”モノサシ”=スタンダードを使っての数値評価。もう一つは、石川県が主催する保育現場力向上実践講座に参加している能美市、白山市の保育園、野々市市内の保育園6園からベテランの保育士をお招きして、黄色・青組を評価してもらいました。

それぞれの評価を再度振り返り、改善点を話し合うのが「和光QCサークル」で毎週木曜日の1時から2時にサークル活動を行い、指摘事項の分析、グループ化、実施責任者、実施時期を書き出し、結果を求めるものです。体系的な品質管理、そのための品質向上活動は製造業だけに有効なものではないはずで、結果が出るようチームワークよく取り組んでいきます。

そうすると、笑顔が増える。これが大切ですね。

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