レッジョ・エミリア市から2人の教諭を招いてのシンポジウムの2日目。
会場は恵比寿。20年ほど前に、10年勤めた会社があったので恵比寿は懐かしい場所。YGPはオープン当時と同じなのは、清潔であること。違っているのは、出店の店舗が半分くらい入れ替わっていること。丁寧なメンテナンスとイメージに合わない店舗を入れないこと、これが長くプレミアムであることの条件だと思います。時間がないときに、よく利用したマックがバーガーキングに。ここで、ランチ。
1時からのシンポジウムは300人で椅子を追加して行われました。会場は、3年駐在していた富士重工の恵比寿新社屋。以前は新宿駅西口でしたが。なんだか、やけに過去とのつながりが多いのが今回の出張です。シンポジウムの2日目は、レッジョ・エミリアの考え方のおさらいと”プロジェクト”の紹介。子供が主体、美的環境の大切さのおさらいで共通の価値観を頭に準備した上で実例の発表はとても考えられたいい流れでした。なので、実践発表の中身にずんずんと引き込まれていきます。
実例は、3D。自分の目で見ることができるのが3D。日本でいう「カゴメカゴメ」の人の輪を平面に描き出すプロジェクト。皆さんなら、どう描きますか? 最初の絵から、だんだん3Dに近い描写へと、友達と話し合いながら、お互いの絵を完成させていく、そのプロセスをドキュメントとしてまとめ、次のプロジェクトのネタにする。一連のプレセスを写真を通して、解説してもらいました。
ほんの、一つの例ですが、なるほどな!です。 プロセスを通して、工夫、発想、コミュニケーション能力が育ち、身につきます。知識偏重ではない、幼児教育の実践を見て、はっと思い、やってみよう!と考えました。
4時にシンポジウム終了。急いで、羽田空港へ。小松は雪だとか・・・