今日は、入園式。先週の卒園式とは雰囲気がガラッと変わり(ベタな表現ですみません)、明るい。
通勤途中には、入学式に向かう大学生とその母親の姿が。昨晩は、どんな話をしながら、食事をして、眠ったのだろうか。ひょっとしたら、母親と二人で同じ部屋で寝るのは男子学生にとっては、これが最後かもね、なんて思いました。39年前の自分の時はどうだったか。忘れた、ということにします。
明るいのは親友園児と保護者の方、在園児、職員みんな。なので、リハーサルもそれほどせず、すこし緊張感のない式となってしまいました。
オフィスのキャビネットに貼ってあった、359枚のポストイットは今日から新しくスタートするために、剥がしました。作業をしながら、いろんな園児がオフィスに訪ねてくれて、いろいろ話をして、絵をかいたり、字を書いたりしてくれたことを思い出しました。
文字の前には、「○(まる)」がたくさん書かれていて、平仮名を習得した園児たちは、「だいすき」「ありがとう」の文字がたくさんありました。何かを書いてみるときに、まずは「○」を描くんだな、文字はなまえの次は、感情表現。それも、だいすき、ありがとう、のポジティブな文字から始まります。しばらくは、きらいとか、いやとか、そんなことばは書かないわけです。その時期が遠いほど、いいと思います。これから、またひとつ、ひとつとポストイットが増えていきます。同じパターンか、ちがう発見があるか、これから楽しみです。