お帰りの時間。ママと玄関先へ。
「はい、おくつはいてね」とヒナちゃんのまま。
「はーい」と赤い靴箱に自分の外履きを探しに行くヒナちゃん。 ヒナちゃんは今年は黄色組なので、赤い靴箱には靴は見つかりません。
「あれー、ないねー」「どこやろね」とヒナちゃんのママ。 二人で、私のところまで
「ヒナちゃん、そとばきみつからない?」と聞くと、”うん”とうなずく。
「ヒナちゃん、きょうはおにわにでたよね。そのあと、くつどうした?」と私。
ヒナちゃんは、”あっ、そうだ!”と下駄箱方面に走り出して、”あった”と自分の外履きをもって、嬉しそうにママと私に見せてくれます。
「じぶんでできたね」です。
大人は答えを渡すのではなく、ヒントを与えたり、自分で答えが見つかるような”仕掛け”をするのがしごと。ヒナちゃん、うまく見つかって良かったです。
明日、金沢市立美術工芸大学の学生が作った作品を頂き、園児の隠れ家として使います。赤と黄色の下足箱の間にとりあえずおいて、園児の反応を見てみます。と、言うわけでこれまであった4色のパントンチェア(こども用)をオフィス横に。全部で8脚となりました。こちらも、クラスに持ち込もうか、と考えています。でも、親子の憩いの場でもあるようで、どーしようか、と思いつつ。