性格は一生変わらないもの、あるいはなかなか変わらないものですよね。
几帳面さ、もその性格の一つかと思い、園児の様子を眺めています。玄関で外履きはどう下駄箱に入ったかとか、コート掛けにちゃんとかかっているか、とか。几帳面さ、とまでいかないまでも、大まかですが園児の性格分析になります。友達に、人の観察ばっかりしている、趣味が悪いな、と言われたこともありますが、やなり行動分析の目が向いてしまいます。遊んでいたおもちゃを出しっぱなしにして、次の遊び、その次の遊びと移っていくのも育ちの過程ではあること。興味深々、いろんなこと、楽しいことが気になってしょうがない、という純粋な心です。その後は、片付ける、片付けない。これは、ルールに従い、自分の衝動を抑える自己抑制ですから、育ちとともに割合が大きくなります。大きくならないまま、大人になると”ゴミ屋敷”になる訳ですよね。
黄色組、そろそろ几帳面さの性格が目覚めるころで、赤組のときからおもちゃのかたずけは、種類別、色別、形別、などで経験を積んでいます。何かに隠れているものまで取り出して、徹底的に片付ける、これは黄色組さんからその心が育つようです。今日、午後の遊びの片付けをみながら思いました。