園の日常

みず

古代から、川のそばでは文明がおこる。ナイル川、揚子江、犀川。

肥沃な土地、灌漑に適した場所であり、また洪水などの危険がある、自然と人とが価値のやり取りをする場所になっていると思います。

なので、人は水が好きで、川の流れの音や風景に癒される。

園児もそう。 昨日までの雨で園庭には大きな水たまりが今朝は残っていました。午前の園庭遊び。雨でPM2.5の数字も低めで、外遊びには適した日になりましたよね。 だれかが、水たまりの水をお砂場道具にすくって、ウッドデッキの砂場に作った水路に流しいれます。

「まだ、みちつくっとるさいちゅうなんに、みずながさないでよ」

「また、もってくるから、いいじゃない」

と、想像力と実行力をフル動員して砂場に作った水路を手で掘り、プラスチック容器に水をくんで持ってきては、あれこれ。

「すぐにみずなくなる。すながかたくなる。もっと、みずもってこよ」とか、どんどんプロジェクトは発展してゆきます。まさに、遊びを通しての学びの時間。ただ、遊んでいるようで、遊んでいるだけではないわけで、そこんところが大人と決定的に違うところかも。

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