子どもは遊びを通して学びます。なので、遊びは学びで、大人でいうところの”あそんでばかり・・・”が実はあるべき姿といえます。
ただ遊んでいる、それも大切。好きなことして遊んでいる、それもOKです。
これに対して、大人が”設定”してあそぶ”設定あそび”があります。 なにか、仕掛けや意図があり、園児は自然に保育者が意図した課題をこなし、ステップアップする遊びです。 みんなで同じ遊びをするので、選択権は子どもにはありませんが、子どもが自由遊びと勘違いするほど、保育者がうまく”設定”すれば、その後は子どもたちの遊びに進化します。例えば、子どもたちでルールを話し合いのもと変えたり、今度は子どもたちだけでその遊びをするなど。巧みに仕掛けて、園児が進化させる遊びの数が園の文化度を示します。和光ではそのバリエーションは多くなく、これを増やすのが課題で、研修や検索で取り組んでいます。
今日は、ライアン先生の発案でイースターのエッグハントを園庭で。 保育教諭が園庭に50個の色のついたプラスチック製の卵を隠し、それを園児が探す。一人で3つ見つけたら、ライアン先生に見せに来て、そこで数を英語で数える、色を英語で言う遊びを青Bクラスで。 青Cクラスは同じ遊びを降園で行いました。 後は、自分たちでルールを変えて、自分たちで隠す人、探す人の役割を決めて、遊びを発展させていくわけです。 やく2か月遅れのエッグハントでした。