今日、FM石川に1年分のエコキャップを7袋届けました。全部で38.75キロ、15,501個のキャップが集まりました。 ポリオ(急性灰白髄炎)は80年代に日本からは根絶された病ですが、アフガニスタン、パキスタンでは報告さています。ポリオワクチンは一人20円かかり、20円は800個分。今回の回収で約20人分です。
和光が加盟している、世界幼児教育機構(OMEP)では「持続可能は成長のための教育 ESD ( Educatioin for Sustainanble Development)」の考えを幼児教育に取り入れる活動を行っており、㋂に東京で行われた日本委員会の総会ではESDの日本での普及・実践状況にかんする報告、世界と比べた状況などがOMEPスウェーデンでESDに取り組んでいるスウェーデン代表から行われました。 OMEPだけではなく、リサイクルなどに取り組んでいるいろんな団体から言われているのが4R、つまり
①Refuse(ごみになるものを拒否する)
②Reduce(減らす)
③Reuse(再び使う)
④Recycle(再資源化)。
①から順番に環境にやさしいと考えられており、エコキャップを集めて、現金化してポリオワクチン接種の原資にすることは、③と④に当たります。 つまり、できるだけペットボトルをやめて、自分の家から飲み物を水筒に入れて持ってゆき、出先での購入をやめる、のが一番のエコ活動になるわけです。 FM石川では、あつまったエコキャップを能美市の工場に持ち込んでいますが、そこへ向かう交通手段にかかる燃料から排出されるCO2の量を考えると、回収はエコ活動なのか、とう疑問もわいてきます。和光の園児は、水筒をもって登園し、水分補給はエコ運動の要素が含まれています。 出先や家で消費されたペットボトルのキャップが捨てられずに、ポリオワクチンに代わることは③になります。水筒持参の登園は②、あるいは①です。捨てられるキャップを③することは意味がありますが、使わない、減らす教育を並行して行わないと、意味がないのでは、と考えています。 今年度の保護者会役員と相談し、エコキャップ運動の園での継続の是非を話し合いたいと思います。