園の日常

そうぞう

人は一人では生きてゆけない、と思う。

昨日の、レッジョエミリア研修。 1) 個々の人ができること、2)皆とやることにより自分ができること、がある。1)より2)が大きい。 それは、力を合わせること、協調すること、時に妥協し視点を変えることで、で自分の潜在的能力が発揮されるため。また、他人を見て、自分も”あ、そっか”とやってみたら、できた、というもの。 園では、特に2歳児さんたちが顕著。 靴を自分ではく、着替える、絵を描く、粘土で何かを作る、など。 1歳児さんなら、階段の昇り降り。 できる子を見て、自分もできるようになる。 まさに、園は学びの共同体である。

秋に入園する0歳児さん親子が見学に。 0歳児、1歳児クラスの園児が遊び姿を見て、”ほらほら、たのしそうやねー”と自分の子どもが園児の集団の中に入って、遊ぶ姿をイマジネーションしながら、見学を済ませました。 私も、1億円あったら、どんな車を買おうか、とかどの国に海外旅行に行こうかなど、想像するのは好きです。 園児は、毎日「何か面白いことをしたいな」ときょろきょろして、おままごとコーナーでせっせと食事を作り、プラレールで電車を走らせます。 ポケモンGOも、想像が現実・実態と融合したこれまでにない視覚刺激なので、世界中に虜を作っているのではないでしょうか。

月曜の午前中は、”かまゆみ”先生の絵画造形くらす。 青Cは画用紙にヒマワリを書き、その背景をスプレー絵具でデザインし、最後は前回作った素材で植木鉢を作ります。 マスプロ製品とは違い、それぞれのイマジネーションが園児の手により現実になっていく工程は美しく、満足げな園児の顔は、想像力は生きる源だな、と大げさですが感じる。 この刺激を継続的に進化させるのが、絵画造形クラスの講師の上手な点。

赤組は園庭遊び。 少し日焼けして満足そう。 十分に遊び、満たされたので、皆がそろうところを待つことができます。 さて、お昼は何だろうか?

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