発育

ほっとする

日中、園で見せる表情と夕方に保護者に方が迎えに来た時に見せる表情とは違う。

一言でいうと「ほっとした」顔。 だから、テンションがあがり、ふざけてみたり、困らせてみたり。たとえば、階段を上り下りしたり、飛び降りたり。大好きな保護者に再会できてほっとしたことの現れを全身で表現していると思う。

お友達、保育教諭と遊んだ充実感、親に会えたうれしさ。 大人だって、仕事が終わり、家に帰って家族の顔を見たら、ほっとして冗談を言ったりするのと同じ。 でも、大人の場合は、愚痴っていうのもありますが。 子供達には愚痴はないですよね。

オリンピックが終わり、新聞も経済、政治記事が再び充実してきました。 保育関連記事も連日新聞で読みます。 待機児童問題が全国のすべての市町村であり、それが保育会共通の問題であるかのような報道が目につきます。 また、保育士不足が話題になりますが、他産業でも人手不足はあります。労働人口が減っていれば共通の問題であることは確か。 そのうえ、保育園・こども園では資格をもっていることが就労の条件となり”誰でも”というわけにいかないので、不足感が増します。 ただ、大多数である資格が必要でない仕事でも、実は公的な資格以上に、人としての素質(勤勉、正直、公平など)が資格になるわけで、つまり”誰でも”というわけにはいかないのは、保育の仕事以外でも共通。 勤勉、正直、公平などは社会人となって身につくものでもなく、これは幼児教育からスタートする重要な保育と教育の結果で、家と園との共同作業です。 朝刊を読みながら、保育士不足ではなく、人材不足と読み替えながら、特に好きではないヨーグルトを”健康のため”に食べ、園に向かいました。

IMG_0840 労働人口