クラス

くんれんくんれん

10時過ぎから、地震避難訓練。

施設運営に関する法律では、幼稚園では年2回、保育園では年12回の避難訓練が義務付けられています。 幼保連携型認定こども園は年2回とされています。また、消防法では最寄りの消防署に事前に届け出る必要があります。 同じ年齢のこどもたちが過ごす施設で、年に2回と12回ではずいぶん違うもんだな、その根拠はなんだろう、と考えてしまいますが、これは最低回数なので、和光では毎月を”めど”に避難訓練を行っています。 園児、職員ともに全員がそろっている日時に行うのですが、食事中や午睡中に行ったことは、実はありません。

青組のあやとくんは、降園の時にお母さんと私にに「きょう、じしんのくんれんしたね」と話しています。 子供にはわからない、と思うのは間違えで、何をなんのために行っているかは、お見通し。0歳でまだ歩けない時から、毎月避難訓練を行っていれば、何のことか、どうなるのか、何をしたらいいのか、は青組ではみんな分かっているようです。

それにしても、今回の台風10号で老人ホームの9名が流されてしまったことは、同じ社会福祉法人を経営する身ですので、かなり強いメッセージです。 これまでなかったから、といってこれからもない、は通用しない。早め早めの行動がカギなど。報道番組の解説者の言葉は今回はその通り、と思います。 訓練で、自然に身体が動くほどくりかえす、早めに決断する。 自然災害については平和な地元ですが、防災の日の今日、避難訓練で泣き出す赤組、慣れている黄色+青組をみつつ、昨日の台風の被害状況に関する報道場面を重ねて訓練の大切さを再確認しました。

昨晩、クリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」をDVDで観ました。 これもいろいろ文化や環境の違いで理解が難しい映画かもしれません。 加州住んでいた時、夜間に泥棒が侵入したらしく、朝になくなっているものが数点ありました。警察に来てもらい報告すると、「家族に被害がなくてよかったですね。」と言われ、会社で同僚に報告すると「え、ガンもっていないの?」とあきれ顔で言われました。 そんな経験があっても、難しい映画でした。 あと、3本買ったので、こんばんは何を見ようかな、と思案中。 寝不足の日が続きそうです。

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