園の日常

たようせい

ひとそれぞれ。

ひとを育てる、文化、宗教、言語と言った環境もそれぞれ。 ドイツとフランスを国境を隔てており、EU本部のあるストラスブールでは橋を渡るとフランスからドイツに歩いてゆけます。勿論、EUなのでパスポートもいらないし、国境警備もいません。 地元の人は、両方の言葉を話す人も多いですが、食べ物(アルザスローザンヌ)も飲み物(アレですね)も地方のものはありますが、国家として基本はドイツであり、フランス、しかし実態はハイブリッド。

インタネットの世界では既に国境はありません。情報は画像も動画も自由に(お隣の国では規制がありますが)行き来し、海外で起こっていること、新聞やテレビ番組なで観ることができます。

20年後はどうか? 自動翻訳機の精度が上がり、小型化して言葉の壁も低くなります。 そして今以上に国境を意識したりすることはないだろうと思います。 しかし、そんな時代でも文化の違いや習慣の違い、お互いの違いを認め合って、尊重し合うこととしての心が無ければ、紛争は絶えず、文明の発展は停滞します。

和光で「英語であそぼう」を認定こども園、学童クラブで行う理由は、単に英語単語を覚えることではないです。 多様な文化、習慣を直接経験すること。ものおじせず、付き合う、人間関係を築くには乳幼児期からの多様性の経験はマストです。 ちなみに、ジャンケンの石・紙ハサミは英語でも同じです。勝ち方負け方のルールも。どういうわけか。

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