発育

きまり

今年も白山警察署による出前交通安全教室を開催しました。

青組が中心でしたが、黄色組も見学し、警察官のお話し、信号のことなど、楽しく聞いている様子でした。 信号については、信号の順番、意味は正しく応えられていて、日頃より保護者の方とのルールについての話が十分にできているな、と思います。

「保育所保育指針」によると、”おおむね4歳”になると、「仲間とのつながりが強くなる中で、けんかも増えてくる。 その一方で、決まりの大切さに気付き、守ろうとするようになる・・・」とあります。 すごろくなどのボードゲームで”きまり”ってものがあり、複数の友達とその”きまり”を使って、遊ぶことを学んでいきます。 自分の周りの”きまり”は友達とのボードゲーム、椅子取りゲーム、ハンカチ落とし、園庭での”鬼ごっこ””だるまさんがころんだ”で、理解が上がると”勝”ための”コツ”が分かり、上手・下手ができてきます。 交通安全のルールには上手・下手はありませんが、危険を予測することでその精度は上がります。 同じく「保育所保育指針」では、”おおむね6歳”で「これまでの経験から、自信や、予想や見通しを立てる力が育ち・・・」とあります。 決まりを守り、予測して、対応する、この辺りはこども園にいる間に身につく育ちの過程です。 習ったことを実社会で復習することは何よりルールが身につく手段。 ぜひ、週末は交通安全ルールについて家族で実践を通して復習してください。 良心や規範意識の芽が育つのもこの時期。 厳しく、優しく、繰り返し、ですね。

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