園庭はさまざま。
巨大というか公園の広さだったのが2年前に訪れたアイルランド・コーク市の保育園。 今月訪れたイタリア・レッジョエミリア市の園も広くて高低差もあり存分に戸外遊びを楽しめる作り。 日本からの見学者たこの2か所で共通して質問したのが「こんなに広いと死角も多いし、園児の危険を保育士はどうやって察知して予防するのですか?」、「園児が勝手に遠くに行ってしまい、戻ってこれなくなったらどうするのですか?」でした。 質問も共通なら、答えも共通。「園児のことを信じていれば、危なくはならない。小さいころから、どんなところが危険で、どこまで行ったら迷子になるか、をいつも話して、そんな場面を分かち合っているので、園児は危ないところにはいかないですよ」でした。
かたや、園庭がないのがシンガポールの園。 ソウルの幼稚園は屋上に花壇があり、そこが園庭。 保護者用の大きな駐車場が園舎の横にあるので、土地がなかったわけではなさそうです。 それぞれの国の教育・保育の方針に従っているのでしょう。 ちなみに、日本では2歳児以上の人数 x 3.3 ㎡が最低必要面積。 和光の園庭面積は542.442㎡なので、2歳以上児の総数が164名までは国の基準を満たしていることになります。 11月1日現在の2歳以上は123名です。
今日の園庭は大賑わい。 ダンスを踊る園児、わざわざ狭いところにはまって、なにやら遊んでいる園児。 たくさんの場面がありました。