会議・勉強

かいかく

園児の笑顔、なにか見つけた時のキラキラした目とそれを私に「みてみて」とアピールする瞳は純粋で、美しい。

ロビーのツリーとサンタを見つめる目は、赤Cクラスだと、今年から始めて認識する光景であり、黄色組以上は”去年もみた”経験で、それでもワクワクしながら飾りに手を伸ばして触る姿は、美しい。

午後は、園舎を設計してもらった岡本さんと次のプロジェクトについて打ち合わせ。 夏から開始した東京の「同じ思い」の園の見学、レッジョエミリアでの研修と施設見学の様子など私の想いを伝えました。

昨日の帰りのフライトで資料を読んだのですが、いま本当に教育分野での改革が着実に進んでいます。 幼児教育分野だと、いろんな意見、考えがあり、それぞれの考えが違うんだから、しょうがない、という流れ(学閥、派閥とは言いませんが)がありますが、文科省ベースの改革(幼保連携型認定こども園も含みます)は、学者の流儀より文科省のリーダーシップの方が上位であり、着実に前進しています。 昨日の朝刊に、小中学生の学力テストの結果が載っていました。 シンガポールがどの分野でもNO1。 今年、2回現地で幼稚園を見学し、学会に参加して強烈に進んでるな、という感想を持ったので、新聞記事は以外ではありませんでしたが、現在文科省が主導している改革も方向は同じ。 それは、

「新しい時代に必要となる資質・能力の育成と、学習評価の充実=学びを人生や社会に生かそうとする、学びに向かう力と人間性の涵養」  何ができるようになるか、 何を学ぶか、どのように学ぶか の3っつが整理されていて、これを考えれば、自ずと方向性はわかりました。

ただ、「学習いないようの削減は行わない」と赤字であり、現場の教師のカリキュラム・マネジメント能力の向上が前提であり、教師は今後自分の不得手な部分を身につけながら、カリキュラムを作成し、これまでと同じ年間時間数の中で、授業を行う、というスーパーマン・スーパーウーマンにならなければ追いつかず、”人”的な部分を削らずに行う方法についても必要なんじゃないか、と文科省の資料をよみつつ思った次第。 改革はどこでも、いつでも必要、”国”を含めた組織の存続には。成功例はシンガポール。 そんなことを考えつつ、書類を読んだ次第です。

img_0905 img_0906 img_0907 img_0908