10月から牛乳を2Lパックから100ミリのパックに変更。
理由は、いろいろ。 「見守る保育」のDVDに新宿せいが保育園の藤森園長が、「ストローがうまくさせない子は、させる子から教えてもらう。 教えた、教えてもらった、という経験は団体生活ならでは。 家や外出先だと、”目をストローで突いたら大変”、”時間がない”、”早く”という「大人の都合」で、親がストローを挿してしまうことが多いから、実際のストロー実践には園の環境がぴったり・・・、とう話だたたことを思い出した。 一人当たりの原価は4倍の差があります。つまり、2L+コップ方式の方が安上がり。 このコスト差を学習の機会、成長の機会と考えることにしました。 また、冬場は感染症シーズンでもあり、人の手がかかる回数が少ないほうが安全であることも、理由の一つです。
開けられずにアレコレ試していたそうたくん。 シールをはがしたので、差込口は薄く見えるので、そこを目指して何度もストローを突っつきます。 開いて、牛乳を一口飲んで、”みとったやろ、できたもんね”ってな顔で私を見ます。 それからも、おいしそうに牛乳を飲みます。 ほかのテーブルを見ると、パックの四隅に残った牛乳をパックを開いて、そこにストローを当てて、のむまおちゃん。 開けないけど斜めにしてのむお友達もいて、それぞれの工夫が見られます。
なんでも便利にしないで、すこしだけ不便にすると、こどもは考え試してみる。 おとしよりは、自分ではできなくなってしまう。 牛乳の出し方にも、保育や介護の”しかけ”があるわけだ。 私は、牛乳を飲まないので(好き嫌いで)、実感することはありませんが、ワインのコルク抜きは頭と力を使いますね。スクリューキャップのも増えてきましたが。