出張

うなずいた

7時半に園駐車場を出発し、敦賀に向かう。

9時前に南条SAでスタバ休憩とお土産を購入し、9時半に「早翠第二認定こども園」に到着。 昨年から、和光使っているiPad用の幼児教育プログラムのクラスを見学。対象は年長5歳児クラス。 iPadにインストールされた教育ソフト2本を使って、ソフト会社社長がクラスを受け持ち、園児の反応を見てソフトに修正を加えたり、新商品開発のネタになるとか。 園舎内に隠してある絵を探し、iPadのカメラでそれらを撮影し、という宝探しゲーム。 相談して2人1組になる、宝探しと撮影の役割分担を話し合って決めるなど、アナログな活動が”主”であり、iPadは”脇役”。 手ぶれがあるとゲームが完成しない、など基本的な操作も自然に身につく。 午後は、「早翠幼稚園」で5歳児と一緒にお昼をいただき(きのこのスパゲッティ、牛乳・・・汗)、午後もクラスを見学。 2時にこども園に移り、クラス担任の先生より年間のクラス運営の流れをお聞きする。iPadのウエイトは高くなく、たんなる”道具”、使いこなせるようになる、という”目的”ではない。 理事長は、「普段から身近にあれば、普段からつかうでしょう。 あることが大切。 普段から本物の、美しいものに接し、手にとていれば、それがスタンダードになる、なければスタートには立てない」とい考え方をお持ち。 「気楽に」がカギと思いました。

高価なもの、壊れたら大変、複雑な機械・・・、は大人の考え。 生まれた時から周りにあれば、それ以前は知らず、それ以降しか知らない。 ”それ以前”の価値観を”それ以降しか知らない”世代に押し付けてもいけないし、同じ価値観で見る努力をすることが必要。 大人の方が柔軟に、気楽に取り組まなければならないんだな、と感じた次第。 文科省の助成金を使って、iPadを10台購入し、すでに和光に到着しています。 使うことが目的ではなく、柔軟に、気楽に取り組みます。

お昼を一緒に食べた5歳児クラスが、昼食後に卒園式で歌う歌の練習。「・・・おわかれ。さようなら」とう歌詞があります。歌い終わった後に、ある園児が「おわかれ、さようなら、のそこが悲しいんだ」と感想を言った。 みんな、頷いた。 私も、谷路先生も、梨真先生も、頷いた。

敦賀は野々市みたいに山が近く、静かな街です。

L1050400 L1050409L1050427L1050428