10時少し前に、地震避難訓練。 その後は3月度のお誕生会。
2011年の明日、3月11日は東日本大地震が発生。 現在のこども園の建設中で、旧園舎でスクールバックの発注について、千葉県の製造元と電話をしていました。 明日は、その当時を想い出す方も多いと思います。 今日の避難訓練で「大きな地震があったことおぼえているかな?」と私が言うと、「はーい」と2歳児クラスの黄色組さんから大きな返事が。 ・・・ 。 今年の卒園生は全員大震災の後に生まれたこどもたち、このことに気づかされた瞬間でした。 そして、起こったこと、それによって生き方が変わった人が大勢いらっしゃることを、教育の現場で伝えて行く使命があると実感した瞬間でした。
訓練の後は、年度末の手続き、申請書の作成。 1時に園を出て、市役所駐車場から福祉バスで加賀市へ。 後ろのタイヤの真上の席だったので、相当どっかんどっかんときましたが、1時間ほどで加賀市の「こども育成相談センター」に到着。 もと公立幼稚園、”味のある愛情あふれた”施設でした。市の子育て支援課主催で、市内の民生委員の方、保育園の園長(私だけ、こども園のしかも副園長ですが)、が参加しての研修会です。20分ほどの施設説明、15分ほどの質疑応答、30分ほどの施設見学でした。 普段は、保育園に通っている幼児で、発達段階に不安がある保護者への専門的なアドバイスや専門的な遊びを通しての発達促進が必要なお子さんに対する支援施設です。 毎日、数名の子供達が保育園の代わりにこの施設にきて、専門的なセラピーを受けるのですが、それぞれの課題にあったおもちゃや仕組みがあり、参加の園長、民生委員の方も、「わー、いいね」。 野々市市では、4月から子育て支援センター菅原に併設される新施設で同じ相談や発達支援が必要な家庭へのサポートが始まります。 その好例を、市役所担当課、民生委員、保育園・こども園で見学した次第。 年度末で、とても時間がない、という普通だったら、欠席するタイミングでしたが、収穫満載の午後でした。 企画いただいた子育て支援課、受け入れていたただた加賀市こども育成相談センターの皆様、ありがとうございました。
その後は、野々市駅近くで懇親会。 普段は結婚式場だとかで、宴会場はそれらしい作りとテーブルセット。 新郎新婦の席に、山崎園長と座り、ポーズ(写真の公表は許可頂いていないのでやめときます)。懇親会の途中、なんと、なんと、中学の時部活(紫錦台中学水泳部)の顧問の先生と再会。あまりの偶然に嬉しくて懐かしくてしょうがありませんでした。昨年、中学教師を引退されれ、今は民生委員をしてらっしゃるとのこと。45年ぶりの再会で、とにかく驚いた。 変わった苗字もたまには役立つものです。