こどもたちの言葉には、ハッとさせられることばかりだ。
言葉を理解する脳、言葉を発する脳、これがつながっているので、覚えた言葉・語彙の中から瞬時に自分の気持ちを表す語彙を引っ張り出して、言葉を発する脳に連携する。 見たもの、それを感じて発する園児の言葉には純粋さがあふれている。
園舎前のプランターのチューリップが咲き始めた。「あ、ぴんくのはな」「あ、きいろいはながさいとる」と思い思いに自分の発見したままを、言葉にする。 私の赤いダウンジャケットをみて、「あ、いちご」といった1歳児さんもいます。 語彙の発達には、話しかけること。 テレビ・DVDのように一方的なインプットもありますが、人の顔の表情やその場のにおい、おんど、などの周辺情報が言葉と一緒にインプトとされるのが最適と思います。 なので、たくさんのものを見て、感じて、言葉を交わすこと、大切です。 おばあちゃんに抱っこされて、階段を降りてきて、ご挨拶。 これも、おばあちゃんが日頃から、動作と一緒に励ましや、言葉かけをしているからだと思います。 私も園では、話しかけ、話しかけられています。そして、幸せな気分になります。大人に話しかけて、振り返っても得ない子供が駄々をこねて泣いてしまったりすると、悲しい思いになります。