13日(金)は15:30に園を出て、羽田経由、恵比寿から徒歩で代官山に19:00到着。飛行機は断然早い。
レッジョ・エミリア導入研修の打ち合わせを森教授と。 話は、いわゆる働き方改革。 これまではWork Life Balanceと言われてきたのですが、英語のままだと外資系の話みたいな響きでしたが、電通、ヤマト運輸、と日本の生産性の低さが国際メディアで取り上げられることに比例して「人間らしい生き方、日々の生活」に注目が集まり始めていて、保育の現場でも小学校以降の教育現場でも、保育士や教諭も人間である、家に帰って家族と夕飯を食べる、当たり前の生活について意見交換。
そんなこと考えながら、今日はシンガポールで幼稚園を経営する団体の役員と学校のカリキュラム立案責任者、園舎設計会社の14名とお台場ヒルトンで待ち合わせ、横浜のおおつな保育園へ。 湾岸線は順調で9時半到着。 分園も見学。 シンガポールの保育園・幼稚園見学は昨年と今年の2度機会がありましたが、公団住宅の一階やオフィスの一階の園が9割ほどでしたので、日本のように園庭、土のある、高低差があり、外部の侵入者の危険もない場所で思いっきり遊ぶ園児の姿は見慣れないとのことで、園庭を大絶賛。
市内でランチの後は、立川の「ふじ幼稚園」。 かの有名な、です。 ドーナツ型の園舎、クラスの仕切りは天井までも届かない薄い板。 オフィスも園に向いた開放型。 屋根は走り回るスペースで、ポニーはお誕生日の園児が乗れる・・・など。 常識にとらわれない、園児の自然な動きを考えた、また保育者の見守る姿勢を支える、園舎の工夫に感心しきり。 まなびのアトリエの設計も最終段階ですが、保育に対する考え方、それを実現する園舎の作りや保育者の立ち振る舞いについて、非常に勉強になった午後でした。
夕飯はYGP時代の仲間と。 笑いすぎて、しわだらけ。