日本の非製造業における生産性の低さについては、昨今話題になっていますね。
保育現場では、事務作業を効率化し、節約した時間を園児との関りの時間、翌日以降の保育計画の作成と振り返り、保育現場の休憩時間の確保や園内研修に使おう、という動き政府主導で昨年より始まっています。 この一環として、各園では登園・降園時間を機械で管理し、統計作業や報告書作成作業の時間短縮とそもそも確実にデータを残す習慣づけを行っています。 和光でも、昨年までのICカードでの登降園時間の管理では、データ作成が手作業となっていたので、今年からQRコードでのシステムに変えました。 ソフトの購入費は50%が国、50%が市になり、園負担はゼロです。
新システム導入の4月は、登降園時間を市役所に報告し延長料金を代納するためだけにシステムを使っていましたが、5月からは年間、月間、週間の指導計画の作成に使っています。 この園内講習会をソフト会社の方をお招きし、午前は事務、午後は2回に分けて保育教諭全員を対象に指導計画作成の講習を受けました。
その合間に、お散歩から帰った黄色組さんを出迎え、散歩の”収穫”である葉っぱやてんとう虫を見せてもらったり、赤組のランチを見学。 みおんちゃんは、「これなにかな?」と聞くと、「にんじん」「あ、かぼちゃもある」とすでに調理されて形が残っていないにもかかわらず、食材当ては全問正解。 ニンジンを口にいれてモグモグ。「おいしい?」と聞くと「あまい、おいしい」と元気に答えニコニコ。 こちらもニコニコでした。