会議・勉強

みらい

今年の全国私立保育園研究大会の会場は、国立京都国際会館。

1966年に開館した51年前の建物です。  金沢歌舞伎座(私にとっては、観光会館)が1962年なので、その当時の建築様式が現れているんだろうな、と感じる。 機能的で美的。 パソコンもネットも携帯もなかった頃の建築です。

1997年に地球温暖化防止のための「京都議定書」が採択され、2008-2012年の温室効果ガスの削減目標が決まり、2005年に発行。2012年以降の目標は2015年に「パリ協定」として、日本の場合は2030年に対2013年比で26%の温室効果ガスの削減を目標としています。今後、世界の発展が持続的に行われるために、環境問題に取り組むことは個人、企業、国のレベルで大切。2010-11年にかけて建設された和光の新園舎はちょうどこの当時の社会情勢の中で設計検討が行われ、直接CO2を排出しない、ゼロエミッションのオール電化+ソーラー発電の園舎になっています。 米政権が「パリ協定」から離脱しようが、米国の企業レベルでは目標達成に向けた行動が取られると信じています。なので、離脱についてはあまり大きな問題ではない、と考えています。 未来を担う世代の成長を保証するのが我々の仕事、と思いながらパネル展示を見学。

11時30分に大会が終了。 そのまま、所属する保育国際交流委員会の月例会議に出席。 今年度から委員が8名から4名に縮小され、活動内容も見直しつつの今年度の活動内容の進捗状況と今後の予定についての議論を2時間。 海外の保育園見学や行政との意見交換、学会の出席は、事業会社の商談のための出張会議とは違い、帰国後すぐに園で新しい変更があるわけではありません。これは国内研修も同じ。できることから(短期)取り入れ、中長期の目標設定や事業資金計画へとつながるわけです。

3時に会場を出て、四条の百貨店に立ち寄り、前職のファッション業界時代に通った自社のブランドの売り場へ。当時からの販売員さんと立ち話して、京都駅へ。「0番線」から帰宅。 久々に3日、園を留守にしましたが、園児も職員ものびのび、だったとおもいます。

IMG_0315IMG_0312 IMG_0317IMG_0314 IMG_0313IMG_0319