発育

そだつ

10時から見学に来園いただいた親子、2歳さんはいろんなことに興味津々で、それが顔の表情や身体の動きに表れていて、愛らしい。

生まれた時から、好奇心や探求心、工夫する力、空想したり再現したりするのは人ですね。 どのクラスに行っても、その育ちにあった遊びが展開しており、面白い。

赤組では、お片付けを自分で。 小さいかごに入った積み木を大きなかごに入れて、入れすぎて重くなった大きなかごからまた積み木を少し出して、とあれこれ工夫する(たぶん、本人は”工夫する”でなくて、”遊んでいる”と思いますが)。 2歳児クラスは一人遊びから仲間との遊びに移行して、その中での育ち(一緒に遊ぶ、教えてもらう、教えてあげる)がハッキリと見えます。 パズルは”せんせ、できん”と言っていたアンちゃんに、”4はここや”と提案して、次は”9”が逆さまで”6”のb場所が見つけられないと、”くるっ”と”9”を逆さまにして、”ほらね”とパズルが完成。 遊びの中から学びが高まる、社会性が自然に身につく姿が見られます。

週末の新聞社説「大学をどう変える - 「公共財」としての価値を高めよ」。 1992年に205万人いた18歳人口が、今年は120万人。 18歳人口が40%減少するなかで代がk数が50%増え、入学定員が25%増加した、という記事。 昨年の出生者数が98万人。私が生まれた昭和33年は165万人です。 20年後には十数万人規模で入学定員が供給過剰になり、定員1000名の大学が100校以上不要になる計算で、今後の大学の存在意義を記事は問いかけています。 最終的には、新規参入は促しながら質の低い教育内容の大学は市場から淘汰される仕組み、2004年に文科省が導入した「認証評価制度」の認知を高める・・・。 http://www.jihee.or.jp/

人口減の傾向をすでに受けている幼児教育機関(幼稚園、保育園、認定こども園)では、出生児数減の大きな流れをすでに受けていますが、しばらくは待機児童問題にみられるように働き方が変わり(共働き世帯の増加)、出生児数の減少による園経営の影響は和らいでいる猶予期間ですが、状況は大学と同じ。 和光では2011年から実施している「利用者アンケート」も社会福祉法人(児童、高齢者、障碍者施設など)の「第三者評価」の一部を使って行っています。 今年度からは、”一部”ではなく”すべて”を使っての園の評価を受けます。 これは企業でも福祉法人でも学校法人でも同じ、当たり前のことと思うからです。

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