休日

こころ

10時半頃から青空が広がりました。 それで、氏神の石浦神社まで初詣。 兼六園の広坂口のお隣です。

Linked-inのメッセージを読んでいると、MITメディアラボの伊藤さんの文章が目に止まりました。EテレでTEDの司会している方です。AIは人の生活を変えるが、AIにはいくら進歩してもできないことがあり、それは「生きがい」を感じることだ、とのお話。 生きがいは生きていないと感じない。 生きていれば、喜怒哀楽。 疲れや、疲れからのリフレッシュで感じる爽快感、やる気、目標など、生きているからこそ得る「感情」があり、これはAIには持てない、と思います。

冬休みにLAXでレンタカーを借りました。 仕事で、毎週レンタカーで得意先を回っていた20年前にも、レンタカーのIT化は進んでいて、借りる・返すは係員の方の手元の機械で領収書の印刷までできました、この間30秒以内。 年に2回、行事でレンタカー(トラックですが)かりますが、貸し出し・返却の事務手続きに少なくとも毎回5分は掛かります。 今回、旅先で進歩したなと感じたのは、30秒以内の返却処理が終わり、空港ターミナルに向かう送迎バスの中で、「ありがとうございました、次回もよろしくお願いします」のメッセージ、その1分後は「正式な領収書」がPDFで送られてきたこと。 ICTによる機械化が進んでも、「次回もよろしく」「詳細な領収書です」と、”機械的”を超えた、人のこころに訴えるようなきめ細かいフォローがあったことです。

年末に、新聞で柳井社長のコラムを読みました。 事業の後継者をどう育てているか、というテーマです。「日本人はチームワークできない」という柳井さんのコメントに驚きました。 日本人はチームワークができるから、欧米人より良い社会、良い会社だ、と言われたのが80年代、元祖チームワークの日本が今は、チームワークを海外の事例から学ぶ時代です。  チームワークとは他人の心を読んで、合わせること、合わせて、1+1を2以上にすることです。 これも、AIにはできないことではないでしょうか?

新年、初詣で伊藤さんの「生きがいはAIには持てない」という記事を思い出した次第です。

IMG_1913 IMG_1895