家内に小松空港まで送ってもらい、10時30分の便で羽田に。 767は2割の搭乗率か。さみしい。
お昼は、”サラリーマンの街”の地下街で、鰻。 鰻屋さんは金沢では見かけない。 メキシカンと同じくらい、見かけない。 1,400円をつぎ込んでの贅沢なランチ。 喉のイガイガもふっとぶ、日本古来(かどうか、知りませんが)の栄養源のインプットです。
ホテルに荷物を置いて、銀座で所用を済ませ、落合の新宿せいが子ども園に向かいました。 メインは、3月1−3日にシンガポールで開催する「見守る保育」セミナーの打ち合わせ。LINEで現地責任者と会場その他の代理店との、細かな打ち合わせ。 3者が無料で国際テレビ会議を行う、これはICTの進歩のおかげ。 「無料」「手軽」はすごい。会話の音声に若干の時差は感じますが、顔を見ながら、あれこれメール以上のコミュニケーションができるのは、やっぱりビデオ会議の最大のメリット。
セミナーの打ち合わせのあとは、1月27日の「まなびのアトリエ」の開所式で「乳幼児期の愛着形成について」講演をお願いしていることもあり、その打ち合わせ。小冊子「せたがやのほいく」を題材に、家庭での愛着形成、園での愛着形成、その生物学的理論付けについて、藤森園長先生とお話。 振り返れば、2009年、和光第二保育園を建設するにあたり、藤森先生の教えを頂くべく、金沢市内の研修会のあとに新宿せいが保育園に飛び込みで押しかけ、2時間ほど私の思いを聞いていただいた、同じ会議室で、8年半後の今日は「見守る保育」の海外展開のお手伝いをさせていただくことに、なんだか感慨深いモノが。 シンガポールとのテレビ会議でもありましたが、藤森先生の「お役に立てれば」という口癖、姿勢に、心底頭が下がる思いです。 自分のため、ではなく、相手のお役にたてれば、これが人なんです。 動物やもんすたーではない、これだから人は人なんだな、と感じた次第。
明日は、全国私立保育園連盟の月例会議、事業計画の打ち合わせです。 写真は藤森先生が撮影した、テレビ会議の様子。 自分の後ろ姿、あんまり見ないですよね。 不思議な感じです。 ま、髪があることが確認できて、それはうれしいい。 白髪が混じっていても、それは還暦だし。
ところで、高田馬場には1年間住んだことがある。 新宿せいが子ども園に向かう途中に、当時住んだアパートがあるか、”恐る恐る”向かった。 そしたら、ありました。40年前には新築だったアパートは、40年後はこんな感じでした。 40年前に大学1年生だった私は今年還暦。 この1Fの一番奥の部屋に1年住みました。 うーん、見ないほうがよかったかも・・・・